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子どものイライラに対応するために、教師自らイライラしない方法を身につけることが必要(小学校教員)


小学校の校内研修で『子どもができる「最高の自分づくり」の練習帳』を紹介しました。

以下は、教職員の感想です(2023.9.15)。


・イライラして、寄声をあげる児童に対応する際、自分自信もイライラしてしまい、怒鳴りつけてしまうことが多くある。私がイライラしない方法を身につけるとともに、児童自身も自分で行える対処法を知る必要があると感じた。

 呼吸法や、心の中で自分を励ます「影分身励まし技法」は、簡単に真似していけそうだと思った。すぐの改善を目指すのではなく、継続して行える精神を養いたい。


・教師自身の心の中でも、クラスの子たちにイライラしてしまうこともあるので、「ありがとう」の気持ちを忘れず、楽しく学校生活を送っていきたいです☺


・大人でも自分が何に悩んでいて、どうすればいいのか分からないことがある。子どもなら、なおさらだと感じた。自分と向き合う時間を十分に与えることで、子どもが望む理想に向かえると分かった。自分と向き合うために、悩みを心の友達にもたせて、どうアドバイスするか考えることが、最も効果的で、解決しやすいのではないかと感じた。自分の気持ちに正直になって、まずは呼吸を整えて、冷静に物事を見渡したい。


・私は基本的にはポジティブ思考ですが、ストレスがたまると一気にネガティブになり、不安、イライラ、心配な気持が出てきてパニックになったり、落ち着かず、眠れなかかったり、暴飲暴食になったりします。どうにか自己対話をし、いい方向へと進めるようにしていますが、今日、習った具体的な「自分で自分の悩みを解決する方法」を、まずは自分自身にやろうと思いました。


・母親が相談に来て話をすると、父親の文句を多く話されたりして、父親の影が全く見えないことが多くあります。あまり、そこに深く突っ込んではいないのですが、なかなか現状変化が見られないので、「お父さん大好きの術」を使ってみたいです。「タイムスリップの術」「一歩一歩カメさんの術」も、いいなあと思いました。

周囲にいる不登校の子や教室に入れない子ども達に様々な技法をためしてみたいと思いました。


・本校は不登校児童が多く困っています。その中で、今年7月から9月に不登校になった子が復帰できました。それは、本人と話し合い、不安をさぐり、「できることから学校へ近づこう」と、時間をかけて行ったことで、夏休み明けから登校できています。実践してきたことが、「一歩一歩カメさんの術」「お父さん大好きの術」「悩み変身の術」と重なりました。これまでの実践の根拠となる理論を確認することができました。


・自分自身で解決できるようになると、ネガティブな子や考え込んでしまう子がたくさん救われるような気がします。


・実践しながら「自分を見つめ直す」ことができて、とても良かったです。悩みも考え方によって変わるなと感じました。そして、教師自身自ら「自分を見つめ直す」「リラックスする」がとても大事だと思いました。


・「影分身励ましの術」や「自信パワーアップ術」「4・4・4呼吸」などの具体的な方法を知ることができて良かったです。クラスの子どもにも、自分自身、また家族にも試してみたいと思いました。


・「感謝の習慣」って、大事だなと思いました。「感謝できないことに感謝できたら素晴らしい!」 よい言葉だと思いました。


・マイナスでは無く、プラスの言葉を常に使い、幸せな未来を想像する、良い情報を取り入れることが大切だと、改めて実感しました。


・子ども達とすぐに実践できる内容が多く、うれしかったです。特に「影分身励ましの術」は、発達障がいをもった子ども達にも取り入れができそうだと感じました。


・不登校の子ども達への関りとして、まず保護者との向きあい方が必要だと再確認できました。悩み多い保護者とゆっくり話ができる時間をとれるようにしたい。カウンセリング技法を用いて、教師自身にも心のゆとりが持てる努力をしたいと思います。


・簡単ですぐにできる技法ばかりで、悩みを抱えている子ども達に実践してあげたいなあと思いました。今日は、技法の実践を通して、心も体もスッキリして終わることができたので、本当に良かったです。


・とても分かりやすいカウンセリング技法の内容で良かった。授業や、授業の合間に子ども達と実践したいと思いました。


 
 
 

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