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   僕はみんなにとって優しい存在になりたい!

 沖縄県与那原町教育委員会主催令和5年度「いじめをしない心を育む講演会(低学年)」で、町内2校の小学校で講演をしました。

 実施日は、2023年11月13日と27日。対象は2校の1年生合計250人、2年生合計262人、3年生合計219人。合計731人。2校の児童の実態と教諭の要望を踏まえて、講演の内容に共創カウンセリングの技法も取り入れて、パワーポイントで児童に提示しました。

 講演の主な内容は次の通りです。

1講話のめあて 「いじめのないクラスのつくりかた」がわかる


2講話の主な流れ

(1) 講話のめあてを確認する。

(2) 色々ないじめの場面を見ながら、いじめられる子の気持ちを考える。

(3) いじめをした後の結果について考える。

  ・因果の法則について知る。

  ・自分の内にある「無限の潜在能力」を認識して、優しい心を引き出すことの大切さに 気付く。

(4) いじめの心を止める方法がわかる(「呼吸法」と「自己暗示法」)。

(5) もし自分がいじめられたら、どうするかがわかる。

(6) もし、いじめを見たらどうするかがわかる。

(7) めあてを振り返る。

  ・「いじめのないクラスのつくり方」で分かったことを発表する。

(8)「いじめのないクラスをつくる合言葉」を声に出して読み、心に刻む。

  ・私はいじめをしない。あなたもいじめをしない。みんなもいじめをしない。


3 講話の中で、子ども達から次のような意見が出ました。

  ・いじめをしていると、大人になったとき、まともな人間になれない。

  ・子どもは大人と比べて気持ちが弱いから、いじめられると苦しくなる。

  ・いじめられるのが苦しくて、自殺をしてしまう。

  ・たった一人のいじめで、みんなが傷つく。

  ・いじめをすると、自分も傷つくことになる。

  ・今までいじめた人の気もちが、自分に返ってくる。

  ・いじめをすると悪い心が戻ってくる。優しいことをすると、優しい心が戻ってくる。

  ・自分が嫌なことは、人にもしない。

  ・みんなで協力して、いじめのないクラスをつくる。


4 小学校3年生の感想を紹介します。

  僕は、いじめをしない人になりたいし、優しい人にもなりたいです。だから、まほう  

 の力(潜在能力)を優しい方に使って、みんなにとって優しい存在になりたいです。 

 みんなが幸せで、自分も幸せに生きて、優しい心の国「日本一」になりたいです。ケン 

 カもない、けがも一切ない国に仕上げたいと思っています。

 
 
 

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