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​無料教育相談

子どもに「最高の自分づくり」をさせたいと保護者の皆様は考えていることと思います。様々な特性や障害を抱えている子どもたちへの対応は千差万別です。

子どもへの対応についての悩みや子育ての悩みを相談してみませんか。

何かヒントになるような回答が得られるかもしれません。お気軽にメールを送信してください。

日本共創カウンセリング学会 中野晃男会長と、『子どもができる最高の「自分づくり」の練習帳』の著者 新垣千鶴子が回答します。

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教育相談に寄せられた質問と回答

教育相談に寄せられた質問と回答を掲載します。皆様からの相談内容の掲載を望まないときは、メールにその旨をお書きください。

事例(1)

Q 練習帳 第10章「心のらしんばん」づくりの術について質問致します。次男が好きなマンガの主人公がおります。次男が落ち込んでいる時、主人公の話をすると元気になります。主人公の言葉を思い出すようです。定着するやり方を教えて下さい。(小学5年生の母親Y,Mさん)

A 心に残る言葉を探求して、見つかった場合の進め方を説明します。
①らしんばんづくりをする時間の設定
②瞑想のやり方
③呼吸法とボデイスキャンの活用
④心に残る言葉をつぶやく
⑤「安全地帯」の創造
先ずは、らしんばんづくりを一日のなかでいつ行うかを決定します。周りに雑音や話し声がない静かな環境で毎日、同じ時間に10分程度椅子に座って実践します。初めに、瞑想をスタートします。1分程度、眼を閉じて何も考えずに流します。何か心に浮かんでも、そのままにしておきます。次に、呼吸法とボデイスキャンに移ります。眼を閉じて、4・4呼吸法を2分程度やります。足の裏から膝、太もも、腰、背中、首、頭と体を揺らしながらボデイスキャンして下さい。最後に、心に残る言葉を繰り返し、心のなかで繰り返してみましょう。言葉の種類は全く自由です。困難な局面にたった時、自然に心に残る言葉が出てきたら「安全地帯」が創造できたと考えて良いと思います。

事例(2)

Q 長女が不登校になって、半年が過ぎました。毎日、家の中でゲームをしております。色々な方法を実践しましたが効果がありません。練習帳5章の一歩一歩カメさんの術を試したいと思いますが、具体的にやり方を教えて下さい。(中学2年生の母親M,Nさん)

A 小さな目標を設定して達成することで自己肯定感を高めることが大切です。長期間、不登校の場合は目標を出来るだけ細分化するのがコツです。清掃から始めましょう。達成したら絶賛して下さい。褒めて、共感して、尊敬して下さい。焦らないことです。じっくりと達成を待ちましょう。
①自室の整理・整頓
②自室の清掃
③母親と料理づくり(簡単なレシピから)
④母親と図書館へ(徐々に滞在時間増やす)
⑤学校の校門見学(遠くから始める)
⑥学校の校門見学(近くで見てUターン)
⑦生徒のいない時間の学校訪問(滞在5分からスタート)
⑧保健室滞在(短時間滞在からスタート)
⑨学級滞在(短時間滞在からスタート)
⑩通常滞在
ポイントは目標達成の時の褒め方です。最高の褒め方をして下さい。次の目標をじっくりと話し合って下さい。「これなら学校行けるね」は厳禁です。学力差が心配なら先生と相談して独自のプログラムをお願いして下さい。練習帳第1章・第3章・第10章を同時学習すると完璧です。  

事例(3)

Q 小学校6年生の息子が、いじめに遭ってから不登校になりました。家で暴れ、私に暴力を振るいます。息子が小さい頃に、私は主人と離婚をしました。息子にかまう暇なく働かざるをえませんでした。そのしっぺ返しがきたと思っています。辛くて毎日泣いています(母親のKさん)

​A まずは、母親のKさんが悩みに負けないで、息子さんと向き合うことが大事になります。そのためには、練習帳の第1章「感謝フル回転の術」が役に立ちます。
感謝フル回転の術とは、「感謝すべきこと」に感謝し、「感謝しにくいこと」にも感謝して、「感謝の習慣」を目指す術です。具体的には
① 今までの有難い事を思い出して全てに感謝する。
② 子どもの不登校に感謝する。悩みは境涯革命のための試練です。この悩みは、いつかだれかの役に立ちます。
③1か月後には元気で登校している姿をイメージして感謝する。

人は感謝すると脳の血流がよくなります。前むきの考えや希望が出る脳の部位が、刺激されるので元気になります。
 

(実践結果)息子に接する態度を変えて、「感謝フル回転の術」を実践しました。家庭内暴力は、波をくり返しながら減っていきました。

実践して6か月後に、息子は学校復帰を果たしました。(母親のKさん)

 

(備考)母親には、息子さんの接し方として、次のことをアドバイスしました。

☑ 子どもの可能性を信じる。

☑ 自分と同じく苦しんでいる一人の人間として接する。

☑ 暴れたら子どもから2時間離れる。必ず戻る。

☑ 母親は、命令、監督、指示、指導をしない。

☑ 「学校に行きなさい」と言わない。

☑ 話す最初の言葉は「私が悪かった」。

☑ 結論は出さないでひたすら聞く。

事例(4)

Q 中学校2年生の息子は、中学校1年の新しいクラスになじめずに不登校になりました。現在、中学2年生ですが、「学校はめんどうくさい」と言って、引きこもっています。一日中ゲームをしています。息子の将来を考えると心配です(保護者M.A.)。

 

A 練習帳の第4章「タイムスリップの術」が役に立ちます。「タイムスリップの術」とは、元気になった自分が、3年後の未来にタイムスリップして、未来の生き生きとした自分を発見します。そして3年後の自分の姿を実現するために、自分の目標をつくり、実行できる計画を立て、目標に近づく努力をして、自分の望む未来を自分でつくる術です。

 

(実践結果)今の僕の悩みは、お金がないこと。そんな僕が  3年後の未来にタイムスリップをした。3年後の僕はニートになっている。でもニートになったら、お金がなくて困る。そうか、働かないといけないだ! う~ん、通信制の高校に行こうかな? 基本的な知識を身に付けることは大事だと思う。(S君)

 

(コメント)一日中ゲームに没頭していると、「自分と向き合って考える」という大事な「自分との対話活動」を見落としがちになります。S君は、タイムスリップの術をすることで、自分の将来のために働かないといけないということに気付き、高校受験への気持ちが芽生えました。現在、目標に向けて家庭教師と一緒に勉強をやり始めています。

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